お疲れ様です。つぶあんゲーミングのつぶあんと
助手ウサギのクローバーです！
今回紹介するのは【MARVEL's AVENGERS（アベンジャーズ）】というゲーム。
【中古】Ｍａｒｖｅｌ’ｓ Ａｖｅｎｇｅｒｓ（アベンジャーズ） : ゲオオンラインストア
PS4最後のビッグタイトルの1つとして期待されていたにも関わらず、予約者先行プレイにて発売前にク〇ゲー認定されてしまった『ある意味で話題作』です．．．
発売前に〇ソゲー認定されてしまった事で、購入予定だったけど様子を見ていたという方も多いのではないでしょうか？
実は私自身もその1人ですw
風評というのは恐ろしいもので、発売からたった1ヶ月で当初の1/4の2,000円近くまで値下がりしており、せっかくなので買ってみました！
2020年11月時点では1,000円切ってました．．．（ゲオ）
まず実際にプレイしてみた感想を言っておくと、
『フルプライスで買うのはオススメできないけど、2000円だったら満足できるシナリオ』
『PS5版への無償アップグレードや今後もアプデ予定はあるので化ける可能性も．．．』
少し興味出てきましたかね？
詳しくレビューしていくのでよければ最後までお付き合いください！
～目次～
- 【MARVEL's AVENGERS（アベンジャーズ）】の概要
- 【MARVEL's AVENGERS（アベンジャーズ）】のいいところ
- 【MARVEL's AVENGERS（アベンジャーズ）】の気になったところ
- 最後に
【MARVEL's AVENGERS（アベンジャーズ）】の概要
| 発売日 | 2020年9月4日 |
|---|---|
| 開発元 | Crystal Dynamics（クリスタル・ダイナミックス） |
| 販売元 | スクウェア・エニックス |
| 対応ハード | PS4/Xbox One/Windows |
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| 対象年齢 | CERO:B（12歳以上） |
| プレイ人数 | 1～4人 |
| 画像の出典 | PS4のシェア機能にてキャプチャ |
画像の権利表示
© 2020 MARVEL. Developed by Crystal Dynamics and Eidos Montréal. Development support provided by Nixxes. SQUARE ENIX and the SQUARE ENIX logo are registered trademarks or trademarks of Square Enix Holdings Co., Ltd. Crystal Dynamics, Crystal Northwest, Eidos Montréal and their respective logos are registered trademarks or trademarks of Square Enix Limited.
キャンペーンのあらすじ
スーパーヒーロー無き世界に、再び危機が迫る。そんな中、正義の心を持った女の子「カマラ·カーン」が、「AIM」の暴走を止めるべく、「地球最強のヒーロー」をリアッセンブル -再集結- しようと旅へ出る…
出典 : Marvel's Avengers Game (アベンジャーズ)
物語はアベンジャーズの式典『アベンジャーズ・デイ』、通称『A-DAY』から始まります。
トニー達が開発した新エネルギーを悪用しようと企てる『AIM』がアベンジャーズを陥れ、世界を牛耳ろうとしている．．．
主人公 カマラ・カーン
今作の主人公はカマラ・カーン。
MCUの実写版には未登場ですが、主演ドラマの制作が決定（ディズニープラスにて配信予定）しています！
ヒーロー名は『ミズ・マーベル』
手足を伸ばしたり、体を巨大化させて戦います。
あれ、どっかで聞いたことあるな．．．（ゴム〇ムのル〇ィ？）
元々はただのアベンジャーズオタクの少女でしたが、能力を得てしまいアベンジャーズとして戦いに身を投じていきます。
あくまでMCUとは無関係
まず始めにしっておいて欲しい事があります。
今作の制作にはMCU（マーベルシネマティックユニバース）は関わっていません。
あくまで原作からインスパイアされているので、当然MCU版とは顔も違えば、吹き替え声優も違うし、ストーリーもオリジナルです。
私自身も勝手に勘違いしていたのですが、MCUファンが過剰に期待しすぎたのも評価が悪かった1つの要因ではないかなと思います．．．
【MARVEL's AVENGERS（アベンジャーズ）】のいいところ
キャンペーンのストーリーの完成度は高い
原作がしっかりしている（キャラが立っている）作品だけあって、それぞれのキャラの見せ場も多く、なんだかんだで引き込まれるストーリーに仕上がっています。
やっぱキャップはカッコいい#PS4sharehttps://t.co/TW2rksqill pic.twitter.com/7t0mSle50E
— つぶあん🐰ゲームブログ書いてます (@tsubuangaming) 2020年11月3日
ストーリーの大筋として『人種差別や迫害』、『アベンジャーズは人類の敵か味方か？』といった映画さながらのテーマが描かれています！
その他にも操作キャラ以外でも知っているキャラが登場したり、思わずニヤリとなるシーンも多々ありました！
過剰な期待をせず、初めから『あくまでMCUとは別の世界線のアベンジャーズ』と思っていれば楽しめると思いますよ
アベンジャーズ・アッセンブル！！
オススメ難易度はイージー
このゲームはやり込み前提で作られているので、敵が強く設定されています。
よっぽどの『死にゲー』好きでなければ、とりあえずイージーモードで始めるのがオススメです。
ちなみに私はイージーでも何度か死にましたw
たしかに『死にゲー』は苦手ですがそれでなくても、敵は硬く自分は弱い．．．
※今作はレベル上げや装備集めによりゴリ押しが可能なので、いわゆる『死にゲー』とは別物です。
豊富なエンドコンテンツ
キャンペーンをクリアすると信じられないくらい高難易度のミッションが出現します。
キャンペーンの後を少し描くミッションも出現するので、それらをこなしつつレベル上げと装備集めをして高難易度ミッションに挑戦といった流れですね。
マルチ要素のCO-OPモードもあるので、やれることはたくさんあります。（このマルチが不評なんですけどねw）
ただミッション自体のパターンが少ないのがたまに傷．．．
スクエニっぽい
これは正直好き嫌いあると思いますが、ラストミッションだけで1時間半くらいかかるんですよ。
「あぁスクエニっぽいなぁ」と思いました。
それだけですw
原作アベンジャーズに関する小ネタが多い
主人公カマラがアベンジャーズオタクという事もあり、ファンなら嬉しい小ネタがたくさんあります。
収集要素が実際のコミックだったり、ヒーローのアイテムが展示されていたり、カマラの部屋にはフィギュアが並んでたりと映画版しか知らない私でも興奮しましたw
同じマーベル作品という事もあり、スパイダーマン関連の小ネタもいくつか確認しました！
PS版のみですが、今後のアップデートでスパイダーマンが追加されるので楽しみですね！
【MARVEL's AVENGERS（アベンジャーズ）】の気になったところ
MCUとコラボしてたらもっと大ヒットだった？
今作に過剰な期待が集まった背景としては以下が挙げられます。
- MCUの映画版アベンジャーズが大ヒット
- 『Marvel's Spider-Man（スパイダーマン）』が続編も出るほど神ゲー
これらを踏まえた上で気になったポイントを紹介します。
アベンジャーズの顔も声も微妙に似てない
特に日本ではMCUの映画がアベンジャーズを広め、昨今のスーパーヒーロー人気を作ったと言えます。
日本の企業である『スクウェアエニックス』が制作したのに、なぜMCUとコラボしなかったのか。
おそらくは「制作費が足りない」からでしょうけど．．．
私たちに最も馴染み深いMCU映画版アベンジャーズを期待していると、顔も吹き替え声優も別人なので注意が必要です。
先程も言った通り今作は原作コミックともMCUの映画とも独立した完全オリジナルストーリーなので、そもそも制作に大元である『ディズニー』が絡んでないから当然なんですが．．．
ただ性格や能力、容姿の特徴は似ているので私の場合はなんとか脳内変換できましたが、耐えれない人もいるでしょうね
スキンのラインナップが残念
そして2019年にヒーローを題材とした『Marvel's Spider-Man（スパイダーマン）』が発売され、高く評価されましたよね。
映画版スーツのスキンが登場し本格的なフォトモードで自由に写真を撮れたり、映画ファンの心をつかんだのも人気の理由でした！
これは『サムライミ版初代スパイダーマンのパッケージ風』に撮ったスクショですが、かなり完成度が高くないですか！？←自画自賛w
次世代機PS5のローンチタイトルとして大注目の続編『Marvel's Spider-Man MilesMorales（スパイダーマン マイルズモラレス）』も発売されましたね。
今作『MARVEL's AVENGERS（アベンジャーズ）』にも、各キャラクターにそれぞれスキンが用意されています。
しかしこちらも原作の物かオリジナルかはわかりませんが、MCU映画とは一切関係ありません。
ソーの『エンドゲーム』での太ったスキンとか、アイアンマンは『マーク1』から順番に用意されてたりしたら最高だったのに．．．
と思いません？
これらの背景があるのでなおさらどんな形であれ、MCUとのコラボをしていれば評価は大きく変わっていたのかもしれませんね。
無双だったら神ゲーだった
制作会社が違うので無理な話ですが、このゲームはハクスラじゃなくて無双みたいな草刈りゲーにした方が面白いだろうなぁと思います！
先ほども少し触れましたが、やり込み前提の難易度であるがゆえにヒーローがめちゃくちゃ弱いんです！
多くの人がヒーローに求めてるのは、『脳死でワラワラ出てくる敵を蹴散らす爽快感』じゃないですか？
コーエーテクモさん、【アベンジャーズ無双】作ってくださいw
グラフィックはPS5版へのアップグレードに期待！
ゲームのグラフィックはどんどん進化してそれに対応する次世代機が発売されたように、現行機のPS4では表現の限界があります。
今作も例外でなく、いくつか気になった点がありました。
エフェクトの処理落ち
ソーの攻撃に雷を付与したり、アイアンマンのロケットやビームで爆発させたり、キャップが衝撃波を発生させたりといったド派手な演出も今作の魅力なんですが．．．
派手にやり過ぎたり、敵が群がったりすると動作が重くなってきます。
ミッション目標を段階的に達成する毎に敵が湧いてくるので、目標の前に一度敵を全滅させるように心掛け、負荷を減らした方が良さそうです
背景がジオラマ感
更に背景にも注目してみると、遠くのビルとかがどうも『ハリボテ』というか、『安いミニチュアのジオラマ』みたいであんまりリアルじゃないんですよね。
もちろん近くで見ればよくできていますが。
こちらも私のPS4のグラフィック性能が原因かもしれません。
魅力的なヴィランがいない
個人的にはこれが致命的！
映画にしろゲームにしろ、主役並みに有名な魅力的なヴィランがいる作品は名作と呼ばれてますよね。
- スターウォーズのダースベイダー
- MCU版アベンジャーズのサノス
- 眠れる森の美女のマレフィセント
- マリオのクッパ
ところが今作で登場するスーパーヴィランは、『タスクマスター』と『アボミネーション』くらい？
しかしそれもちょい役程度。
基本的には延々とモブやロボットと戦うだけ。
こういうのも華がないと言うんでしょうか？
味方がアベンジャーズなので、彼らが目立つようにあえて地味にしてるのかもしれませんが
味方をすり抜けれない
このゲームはハクスラ要素があって、より強い装備を集める為に狭い部屋に隠された宝箱を探す必要があります。
ところが狭い部屋に仲間（NPC）が入ってくると、ぶつかって出にくくなるんですよね。
なぜ仲間をすり抜けれるようにしなかったのか？
このゲーム最大の謎です
最後に
世間の評価が低かった原因の多くはマルチの仕様についてですが、今回のレビューはシングルプレイのキャンペーンだけです。
それでもこうして書いてみたら、やっぱり気になる所はかなり多いですね。
ポジティブに考えれば改善点が明確といえます！
とはいえ最大の失敗はMCUが関わってない事なので、そこは今更どうしようもないですが．．．
フルプライスで買うのは正直オススメできませんが、キャンペーンだけと割り切ってしまえば2,000円程度なら十分満足のいく作品でした！
今後の改善に期待を込めて気になる点をかなり挙げてしまいましたがw
ヒーローファンなら期待しすぎなければ、満足できると思いますよ！
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それでは今回はこの辺で
またお会いしましょう
