お疲れ様です。つぶあんゲーミングのつぶあんと
助手ウサギのクローバーです!
私は現在積みゲー消化の為にオンラインタイトルを封印しております。
最初に手にした積みゲーがこちら。
【THE LAST OF AS】(通称ラスアス)
続編である『パート2』が2020年6月に発売され、ゲームオブザイヤーとなった事が記憶に新しいですよね。
これは私事ですが就職や結婚・育児でゲームから少し離れていた期間に発売されたので、神ゲーというウワサだけは聞いていたけど未プレイだったんですよねー。
オリジナル版の発売から7年半経ってますがようやくプレイできたので、レビューをしていきたいと思います!
※物語の核心へのネタバレには気を付けているつもりですが、レビューする上で必要な細かいところはご容赦いただきますようお願い申し上げます
【THE LAST OF AS】の概要
発売日(PS3オリジナル) | 2013年6月20日 |
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発売日(PS4リマスター) | 2014年8月21日 |
開発元 | Naughty Dog(ノーティードッグ) |
販売元 | SIE |
対応ハード | PS3/PS4 |
ジャンル | サバイバルホラーアクションアドベンチャー |
対象年齢 | CERO:Z(18歳以上) |
プレイ人数 | 1人(オンラインは8人) |
画像の出典 | PS5のキャプチャー機能 |
画像の権利表示 | ©2013, 2014 Sony Computer Entertainment America LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC |
PS5のPSplus加入者特典『PSplusコレクション』に含まれる為、PS5所有者は実質無料でプレイできます!
参考までに私のクリア時間は約18時間くらいでした!
あらすじ
アメリカのある町で、謎の寄生菌による感染症が発生した。感染は急拡大し、自我を失い凶暴化した感染者が町中で人々に襲いかかる事態になり、町は大混乱に陥る。
パンデミックから20年後。人類は未だ寄生菌の治療法を確立できておらず、生存者は四方を高い壁で囲まれた「隔離地域」に身を寄せ、軍隊による厳しい統制の下で暮らしていた。隔離地域の外は、凶暴な感染者や無法者のハンターが蔓延る危険地帯になっており、かつて人類が暮らしていた都市や町は荒廃しきっていた。
ジョエルは、ボストンの隔離地域で相棒のテスと共に、ブラックマーケットでの闇取引を生業としていた。ある日、ジョエルとテスは武器取引を巡るトラブルに巻き込まれたことをきっかけに、反乱組織「ファイアフライ」の女リーダー・マーリーンから運び屋の仕事を頼まれる。その“荷”は、エリーという14歳の少女。
出典 : The Last of Us - Wikipediaより一部抜粋
wikiのあらすじはストーリーをガッツリネタバレしてるので、そこは外してありますw
ジャンルはホラーだけど怖いのは...
ラスアスではゾンビ(感染者)が登場するのでジャンルは『サバイバルホラーアクションアドベンチャー』と、一応ホラーゲームの部類に入ります。
ところがクリアして思うのは、『感染者はただの世界観』にすぎないこと。
ラスアスで怖いと思ったのはむしろ、生きた人間...
生き残った人間の持つ狂気が怖すぎるw
パンデミック系の作品に出てくる生存者って、なんであんなにイカれててぶっ飛んでるんですかね...?
突然飛び出して来たり、寄生が進行して強くなった感染者にはビビりましたけど、『ゾンビが怖い』とは少し違うんですよねw
脅かされた、強い敵が出てきた事にビビってるのであって、別のゲームで例えるとバイオハザードのように『感染者自体への恐怖』というのはそこまで感じませんでした!
ゾンビ苦手な方でもできる?…かもしれません。
【THE LAST OF AS】のよかったポイント
まずはじめに個人的な感想を言っておきますね。
『映画かと思うほどに濃密で、心に刺さるストーリー展開がたまらん!!』
それでは特に印象に残った見どころを紹介していきます!
少女(エリー)の成長
序盤のエリーは本当にただの14歳の少女ですが、旅が進むに連れて起こる出来事により、エリーの心境の変化・成長していく様子が描かれます。
普通ではない世界で普通ではない経験を経て、14歳とは思えない芯の強い女性へと変わっていく過程が見てて辛くもあり、嬉しくもあり、本気で感情が揺さぶられました。
ジョエルとエリーの関係の変化
エリーと出会ったばかりのジョエルは、エリーの事を『面倒な子供』としか見ていません。
ところがとある出来事がきっかけとなって、少しずつ2人の関係性・相手を思う気持ちが変わっていきます。
時には反発し、時には認め合う。
このようなヒューマンドラマとしての楽しみ方もよきですね!
古き良き一本道ゲーム
ラスアスのマップは基本的に一本道です。
ここ最近は技術の進歩によりオープンワールドが多く見られるようになり、この手の一本道ゲームが減ってきてますよね。
PS3の一本道ゲームといえば賛否を大きく分けてしまった『FF13』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
誤解されたくないので言いますが私はFF13大好きです!
しかしラスアスの場合はレベルの概念がないので、レベル上げの為に同じところで留まる必要もなくマンネリ化せずに最後まで楽しめました!
オープンワールドと比べた一本道の良さ
もちろん例外もあるので必ずしもこうだとは言えないのですが、私はそれぞれ以下のような特徴があると思ってます。
- オープンワールドゲームでは大筋のメインストーリーとそこそこのボリュームがあるサイドストーリーで構成
- 一本道ゲームではサイドストーリーがない(少ない)分、1つの大きなストーリーに集約されているという深み
私はオープンワールドも好きなんですが苦手で…(?)
というのも昔から路地裏の宝箱とかが気になってしまうタイプなので、マップの端から端まで調べたくなってしまうんですが、広すぎてどこから見たらいいのかわからなくなってしまうんですよね...
きっとわかってくれる方がいるはず
今回ラスアスをプレイして一本道ゲームの良さに改めて気付かされました!
限られた物資で生き抜くために時には戦わないという選択も
ラスアスでは物資が有限で、弾薬を無駄遣いしたら銃は使えなくなるので冷静な状況判断が必要です。
手持ちの物資と相談して時には敵の気をそらしたり、スニーキングしてやり過ごすといった戦わない選択肢も必要になります。
特に序盤ではナイフが無い状態でとある敵に捕まるとゲームオーバーになったりと、保険にもなるのでナイフは常に限界まで持っておいた方がいいです!!
【THE LAST OF AS】の気になったポイント
さてそんな神ゲー【THE LAST OF AS】なんですが、強いて言えば3つほど気になるポイントがありました。
レビューする上でマイナス意見を書かないわけにもいかず、本気で悩んで絞り出しましたw
序盤から鬱(うつ)展開の連続
ラスアスは全体的にストーリーが暗く重いんですよね。
ストーリーが進めば進むほど心が痛みます...
まぁそれだけ感情移入できるほどのクオリティの高さが、このゲームの良さでもあるんですけどね!
私自身もプレイ中に何度も思わず息をのみ、気づくと手には汗がにじんでました。
終盤に関しては戦いながら敵NPCに向かって「このクソッタレ共」ってつぶやきながらプレイしてましたw
それくらい本気で胸くそ悪い展開の連続でしたね...
血の表現が時々リアルじゃない
そしてシンプルに残念な点を挙げるのならば血の表現の雑さ。
ストーリーの完成度が高いがゆえに目立ってしまっていました。
血痕などは血しぶきがあったりして気にならなかったんですが、人から流れていくような新しい血の場合は『血』というよりも『赤い丸』が広がっていく感じ。
なんだかあら探しみたいな事言ってますが、人の下に赤い丸が広がっていくと一瞬でハッと感情移入できなくなってしまいませんか?
元々は7年半前にPS3向けに発売されたソフトなので仕方ないんですがね...
操作キャラクターの動作が重い(視点感度が低い)
あとこれはプレイしているうちに慣れてくるのですが、最初は動作の重さがかなり気になります。
『視点感度が低い』と言った方がわかりやすいですかね?
1つ1つの動作にラグがあるイメージで、最新ゲームと比べてしまうと少しなれるまで辛かったです。
最後に
7年半前のゲームとは思えないほどに風景も美しく、引き込まれるストーリーも相まってドハマりしてしまいましたw
2人の主人公の成長を通して、本当に多くの事を深く考えさせられる作品でした。
ウワサ通りで期待以上の文句なし『神ゲー』!
ラストは見方によってハッピーエンドとも、バッドエンドとも取れる終わり方だったので続編がどんな内容なのか現時点では全く想像がつきません!
エリーのフィギュアが欲しくて中古で安くなってた『パート2のコレクターズエディション』を購入したので、続編もプレイしていきます!!
それでは今回はこの辺で
またお会いしましょう